モチベが低くなったり、高くなったりしております。ちなみに今は高いと思います。
高いのですが、高い時に練習をしてると上を見過ぎて現在地とのギャップに萎えてしまう、よくある事態に見舞われてます。
で、思い出したかのように筆をとったわけです。人体の勉強は概ね出来ていると言える段階まで出来た気がします。四則演算で割り算以外できるくらいのイメージです。まぁ、まだ筆算も分数もあると思うと気が遠くなるような、ならないような
自分の現在地点と理想の絵師を比較した時に幻滅してしまうと書きました。それは誰もが経験するだろうと思います。しかし、冷静に考えてみると始めて5ヶ月くらいの自分が理想から遠いのなんて当たり前なのです。「当たり前」と思いたいところですが、変なところが完璧主義なので、なかなか思えない時もあります。理想から遠い絵しか描けなくて苛立ち、絵が楽しくないように感じてモチベーションが低くなるのです。
そんな負のサイクルに陥ると、上達の速度も著しく低下するでしょう。しかしながら、そんなことをしていても何にもなりません。上手くなるには描くしかありませんし、そして量もこなさなければなりません。
私はこれからに活かすべく、これを経験として覚えておくということです。負のサイクルに陥ると面倒になる、という経験があれば、仮に陥りそうになっても意識的に回避しやすくなるからです。
結局、やれば出来るようにはなると思うので、一番大事なのはモチベーションなのではないだろうかと思います。実際、モチベーションが高い時は上達が早かったように感じます。
最近というか、ここ数日は手慣れで描くレベルを上げるという方針でやってます。そういえば最近クロッキーをサボりがちだったのと、知識は溜め込んでも感覚が備わらないと意味がないと思ったからです。あとは、色々な身体の部位のクロッキーと側面を意識する練習を取り入れようと考えています。二点以上の透視図法では側面の意識が必要なわけですが、正直感覚的に甘いと感じている節があったので、これもやらないと根本的なところが欠けるなーと感じたからです。
三点になると上面、断面などの意識も不可欠になるので、早いうちに対処しておこうと思います。
ある程度満足出来るレベルに到達したら、ルーミスのやさしい人物画に手を出そうかと思っています。あとは背景とか小物ですね。
最近色んなレベルの絵師を見かけますが、そんな中で相対的に見た私の良いところは、ちゃんとデッサンに従うように描く努力をしているところだと感じました。顔や髪を上手く描ける人は結構いますが、全身を描ける人、それをパースに乗せて違和感なく描ける人はあまりいない印象を抱きました。変に完璧主義なところが、「デッサン的に正しい絵を描かなければ気が済まない」という思考に落ち着いてるというのが、ある意味絵師向きだと感じているわけです。
顔と髪は情報量の多くを占め、なんならそれだけでも作品として成立してしまうほどですので、どうしても顔と髪だけしか練習しない人が多い印象です。こういう言い方をすると上から目線臭いですが、自分のデッサンを求める思想は確かな確信や自信があってこそ、日々の練習に取り組めているような気もします。
それが正しい、やってれば絶対に上手くなれるんだ!という気持ちが支えになっているわけです。数をこなして、意識して練習していけば、、、というモチベーションですね。
また練習頑張っていきたいと思います。